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ガレットラボを開催

2020.03.14

信州伊那谷ガレット協議会では、ガレットにおける一番の材料であるそばの栽培ワークショップ「ガレット・ラボ」を開催しています。
8月の播種から10月の収穫、そしてそのそばを製粉し冬季体験型教室「ガレット・キャラバン」(1月~3月開催)へとつなげています。残念ながら現代農業はまだ「美味しいそばを栽培する技術」を確立していません。
「単収(単一面積の収穫量)を向上する栽培技術」を持つだけなのです。伊那谷は信州そば発祥の地であり、良質なそばが栽培されています。しかし、まだ結果的に良質である域から出ていません。我々は地元農業法人手良中坪ノーサン、信大農学部、JA上伊那手良支所営農部、上伊那地域振興局農政課、同農業改良普及センターと連携、ご協力をいただき「ガレット畑」と命名した圃場で、そばを美味しく、そして収量を犠牲にしない、栽培方法を目指し試験栽培を行いながら、それを体験型ワークショップとしてイベントにしつつ、伊那谷そばを「味」に優先順位をおいた世界一のガレットを生むブランドそばに仕立て、経済作物に昇華させることでおいしいそばを栽培する農家の増加を目指しています。